esuの本がある暮らし

本を読むって、面白いしためになるし、ほかの人にも伝えたい。だけど良さを伝えるのって難しい・・・少しでも読んだ本たちの魅力が伝わりますように。

【3年間休まず働く】地道力の感想

こんにちは、えすです。

 

今日読んだ本はこれ。

地道力[新版] 目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!』國分利治著

美容室のEARTHホールディングス代表取締役社長の自伝的自己啓発書ですね。

地道力[新版] 目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!

地道力[新版] 目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!

 

 

全国221店舗の美容室EARTHグループ代表である國分利治氏。
派手なスーツを着て、フェラーリを乗り回し、10億円の豪邸に住み、サーフィンハウスで余暇を楽しむ。
そのようなイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、著者そして、グループの成功は、「地道にコツコツ努力する力=地道力」によって引き寄せられたものだったのです。
20万枚のちらし配り、365日休まずに働く、率先してトイレを掃除する――。
普通のサラリーマン家庭に生まれ、片田舎のヤンキーあがりの著者が、成功をつかむために実践したことを「64のヒント」としてまとめた1冊。

本書をお読みいただければわかりますが、これは誰もが実践できる「成功の方法論」です。私はけっして人一倍根性があったわけでもなければ、もともと努力型だったわけでもありません。努力する能力は誰もが持っているものであり、きっかけさえあれば覚醒します。――まえがきより

(amazon内容紹介より)

 

 

自己啓発というよりも、成功ハウツーというよりも、かなり自叙伝的な部分が大きいかなと。

著者の國分氏は、もともと「経営者になる」という明確な目標の元すべての行動を起こしてきているのでこの本も必然的に、経営者としてはという部分にフォーカスされがちですが、会社員だろうが自営業だろうが根本は同じことかな。

 

「近道はない、地道な努力は必須」 

これに尽きると思う。

 

それにしても。

3年間休まず働くこともそうだし、1か月にチラシ20万枚配布もそうだし、経営者といえど(経営者だからこそ?)高みを目指す人はこんなに働かないといけないのか・・・

とカルチャーショックを受ける私。

 

 

いろいろな成功者の方の自己啓発本を読んでますが、大枠として共通しているのは特別な才能はいらない代わりに、「どれだけ本気で成し遂げたいと考えて行動したか」が最も重要でキーにもなっているなーということ。

 

ホリエモンにしろ、本書の國分氏にしろ、自分のやりたいことに向かう行動量が尋常じゃない。

私みたいな「どうせ私にはできない」思考の人間と一番違うのはどうやら、それだけなんじゃないかと、やっと気付いた次第です。

 

 

 

こういう本を読むと

スマホ1台で月収100万円♪

・楽して儲ける不動産投資!!

・誰でも稼げる方法教えます★

 

というような謳い文句がいかに胡散臭くてあてにならないかが改めて感じられるから、現実逃避をしたくなった時の戒めにいいかもしれない。 

 

 

なぜなら人より稼ごうと思ったら、それに見合う努力をするしかないから。

現実逃避したくなるようなふわふわした状態で、収入だけはたくさん欲しいなんて都合のいい話は世の中にはまずないですね。

こんな当たり前のことですが心の底から実感できたのは、最近になってから。

世の中そう甘くない。

 

それが再確認できる本でした☆彡