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本を読むって、面白いしためになるし、ほかの人にも伝えたい。だけど良さを伝えるのって難しい・・・少しでも読んだ本たちの魅力が伝わりますように。

【お金についてもやもやする人は必読‼︎】「お金2.0」は本当に全員に読んでほしい

こんにちは、えすです。

久しぶりに大ヒットしました!

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)』佐藤航陽著、幻冬舎

難しい経済知識は一切不要。

有名すぎて今さら紹介不要でしょうが、とにかく、おすすめ。

賛否はあるかと存じますが、まずは読んでみてください、本当に。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

 

現代社会とこれからの時代の流れを掴みましょう

 

〈資本主義を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か〉

2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。

 

一般人のOLですが、「お金2.0」については結構思うところあるのでちょっと感想を書いてみます。

さて2017年11月発売の比較的最近出た本ですが、私が購入した時点で14万部、8刷目。

結構バカ売れしてる印象。

電車に乗れば必ず広告を見るし、友人達も読んでいるし、じゃあ読むか、とその程度の気持ちで手に取りましたが。

あーやっぱり売れてる本は違う。

 

何が違うかって?

みんなが関心のあること(お金)について、大衆が理解できる言葉で、未来への変化にワクワクするようなポジティブな印象を与えてくれること、です。

警鐘を鳴らす系や自己啓発系が溢れている中、淡々と、でも明るい展望を結構具体的に書いている本ってあまりなかったのじゃないかと思います。

 

この通りの未来がやってくるかはわかりませんが、少なくともテクノロジーの発達でお金と経済を取り巻く環境は何かしらか激変するには違いないな、と否が応でも思わされる内容。

(ていうか、著者の佐藤氏、若くしてなんて優秀な・・・

日本にも賢い人がいるものだ。)

 

 

この本を読んだだけで、全部わかった気になるのは危険だけども、この本を読まずに何も知らず現状維持で暮らすのはもっと危険かと。

ただの情報弱者になっちゃうよ。

 

 

ビットコインやらフィンテックやらやたら新しく出てくる新技術に何やら取り残されてるよう、なついていけてないような、モヤモヤがある方にこそぜひ読んでほしい。

この、今自分が生きてる社会を捉え直してみるのにこれほどピッタリな本もないです。

 

 

読んでみた結果、なにか疑問が残ったりしっくりこなかったら、何が違和感なのか探って、また別の方の意見を参考にする…とやっていくといつのまにかわからなかったモヤが自分のものになってるはず。

 

Let's読書\\\٩( 'ω' )و ////

 

 

 

 

 以下は経済について素人のOLが読んだ感想の、個人的まとめです。

 

 

時代は資本主義から「価値主義」へ

〜社長からYou Tuberへ〜

 

 

言葉だけ聞くとなんのことやら、、となりますがきちんと一般人でもわかるように書いてくれています。

 

利益を最大限追求し、お金を得ることを最優先とするのが従来の資本主義。最も価値があるのはお金。

 

ここから

 

人間が「価値がある」と判断したもの自体が価値となる時代へ

 

……?

作中の言葉を使うと語彙力のなさとまとめ力のなさが露呈するので自分なりに解釈した自分の言葉で書きます。。

 

 

比較的若い世代は、感覚的に察してるのではないかと思いますがここ数年でネットを使ったお金の稼ぎ方が急速に身近になっているように思います。

少なくとも私はそう思います。

 

YouTuberやインスタグラマー、はあちゅうさんみたいなその人個人が影響力を持っているようなパターン。

 

本書では、これこそが価値主義の入口なのではと考察しているわけです。

 

・ここでいう価値は、その人のコンテンツなり、その人自身なりにユーザーそれぞれが見出している魅力のこと。

・ネットとSNSの普及で、かつては目に見えない指標であった「価値」が、いいね機能によって可視化された。

 ・そして、その価値がお金という形を取らない「経済上影響力を持つもの」として成立する時代がやってくる。

 

要するに、お金が今ほど求められない時代への転換期なのではということです。

 わー、なんだか賢い人がモヤモヤを見事に言葉にしてくれた感じ!!

 

 

そして本書を読んだ後で、あえて読んでみたいのはこちら。メモ。

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

 

 

 

我々一般人の日常生活からは、まだその時代ははっきりした輪郭をもって見えてこないですが間違いなく変化の兆しは多かれ少なかれ感じている人が多いはず。

 

時代の変化が激しくて、本書の内容ですら数年したら時代遅れになっているかもしれないけれど、少なくとも「今」「この時期」に読んでおいて損はない。

これは確実に言える、未読の方には今年イチおすすめしたいと思います。