【堀江貴文という人はスピード感が尋常じゃない】「本音で生きる~一秒も後悔しない強い生き方~」を読んだよ
「やる」か「やらない」か、それだけの話。
こんにちは、えすです。
自己啓発書を解禁してから自分の中でブームです。
今日の本はホリエモンのロングセラー。
『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)』堀江貴文著
「自分のやりたいこと」をとことん突き詰めてストイックに実行していくホリエモン。
有名だから、雲の上の人に思えますが、言ってることはめちゃくちゃシンプル。
- 言い訳をやめる
- バランスを取らない
- プライドを捨てる
- やりたいことは今やる
本当に、これだけ。
もう少し詳しくするとこうなる。
できない理由を探しても仕方ないんだから、言い訳やめて今すぐやること。
何かを手に入れたいなら、別の何かを手放すしかない。
失敗を恐れても仕方ない、チャレンジしながら覚えるしかないし他人は自分の失敗に興味はない。
要は、やるかやらないか。それだけの話。
とはいえ本人が本作の中で言ってるように私含め、世間のほとんどの人は
「おいおい、勘弁してよ。そんなの出来るのは特別なホリエモンだからでしょ」と思うことでしょう。
私も、そう思う。
でもそれでいいと思う。
ホリエモンは「仕事が嫌なら辞めればいい、不満があるなら相手に言えばいい、やりたいなら今すぐやればいい」と言う。
それを聞いた人の95%は(少なくともこの本を手に取ってる時点で少なからず自分の日常に思うところあるはずなので)、本当にそうだよな〜って納得するでしょう。
でもその95%の人のうち99%の人は結局、また同じ日常に戻っていく。
仕事嫌だなと言ってても辞めないし、和を乱さないように不満も言わないと思う。
だって、それが1番楽だからね。
それに何より、現状維持が本当にいいと思ってる人もいるでしょう。
ホリエモンの考え方はシンプルで過激でハッと目を覚まされるような内容だけど、世の中の人間全員がそう考えるわけではないから。
それでいいと思う。
と、思ってましたが、
「やらない理由」と「できない理由」を並べ立てて現実と向き合うことから逃げ続けた私は、そろそろ自分に嫌気がさしてきました。
耳が痛かった。
ホリエモンに「仕事を辞めたいけど、〇〇だから辞められないんです」と相談して、結局なんだかんだ理由をつけて何もしないで人がわんさかいるらしい。
「あ、私だ」と思った。
できない理由を考え出して、蓋をし続けた結果、残ったのは数年間同じ不満を抱き続ける自分。
ちょっと待って、、なんて、無駄な時間!!!!!!(゜.゜)
もういい加減、転職します。←そこ?
しかしながら、ホリエモンの「時間の最適化」はストイックすぎて。
私には、彼のような5分の隙間時間すらも自分のやりたいことに捧げるアグレッシブさはどこにもないんだけどね。
今はそれでいいや、今はね。
だって、ぼーっとする暇があれば思考を鍛えろ!って、んな無茶な。
コーヒー飲みながらぼーっとする時間が至福の人はどうするんだ。(私)
知識も情報も、繋がる
最近、いろいろな自己啓発書、ビジネス書を読んでましたが段々と書いてある内容が繋がってきました。
これも、ホリエモンが言うところの情報を浴びる勢いでインプットしろという所以かと思います。
例えば。
本書の中で出てくるこんな記述。
「情報はあったほうがいい、とにかくインプット。そのあとは忘れていい。本当に必要な情報は自分の中に残るから」
「アイディアは今の世の中、出尽くしている。重要なのはそこから自分で考えること。組み合わせること。それが価値になる」
これって、『思考の整理学 (ちくま文庫)』(外山滋比古著) の中でも触れられている部分です。
前に感想書きましたが、30年前の本です。
環境が変わっても人間に求められる本質的な部分は、変わらない。
さらに、盛んに言われるのが「考えていても仕方ない、行動しなければ何も変わらない」
まあ、これは当たり前と言えば当たり前のことです。
きっと、数多くの本で同じことが主張されているでしょうが、最近読んだ本の中で1番同じぐらい強く主張されていたのは、
『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)』(ロバート・キヨサキ著)と、
『リッチウーマン―人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!という女性のための投資入門』(キム・キヨサキ著)これも過去記事あり↓
初めてやることができないのは当たり前。とにかく小さな一歩を踏み出しなさい。そのまま一生ぐるぐる考えていたいならそれでもいいけど。とギッタギタに言われる。
そしてまだ記憶に新しいあの本。
本書は2015年初版ですがその時点で、今の私には記憶に新しい『お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)』の「価値主義」が登場。
言葉は違えど、Twitterの100万人のフォロワーという可視化された影響力が力を持つとか。「価値の指標はアクティブユーザー数」だとか。
今パッと思い出せるだけでもこんなにリンクしている。
これでインプット量をもっと増やしたら、もっと新しいことを掴めるってこと?それってなんかワクワクしない?
もちろん、読書だけじゃただの「小利口」になる。
行動が伴わないと何の意味もない、大丈夫それは把握した(はず)
もっともっと、いろんな人の知見に触れたい。知識のボリュームも考え方の幅も広げたい、それこそ情報を浴びるくらいの勢いで。
うん、やっぱり読書はやめられない。